先日、夫が運転免許更新のための「認知症機能検査」を受けて来ました。地元の自動車教習所に予約を入れて受けるのですが、混んでいるのでかなり前に予約を入れたようです。
仕事から帰った私に興奮気味に内容を話してくれました。『記憶力の悪い私は受からないかも知れないぞ』と不安になってしまいました。
70歳を超えると事前に「高齢者講習」が必要
前回の更新時に「高齢者講習」を受けていました。
所要時間は2時間程度で、運転適性検査や実車による講習があって、交代で運転したそうです。必ず終了証明書が交付されるので心配は要らないとの事。
終了時に交付された「高齢者講習終了証明書」を持って免許証更新に行きました。
当時「俺はいい成績だった!」と自慢してました。
75歳を超えると「認知症機能検査」も必要
75歳を超えると「高齢者講習」の前に「認知症機能検査」を受けなけれななりません。これも前もって自動車教習所に予約して受けます。
「認知症機能検査」で心配なし・認知機能低下のおそれは次の「高齢者講習」に進めます。
認知症のおそれと判断された場合は医師の診断書提出が求められ、認知症でなければ「高齢者講習」の手続きへ進めますが、認知症と診断されれば「免許証の停止・取り消し」となるそうです。
夫は誕生日が来ると75歳になってしまうので検査が必要でした。
情報収集も必要だった!
この季節、自動車教習所は学生が免許を取得する繁忙期です。数か月前に予約を入れて準備万端!
当日「俺は大丈夫!!」意気揚々と出かけて行った様子。(私の方が家を出るのが早いので)
検査を受けたのは11人だったそうです。偶然近所の女性がいて「不安で眠れなかった」と言っていたそうです。が、思い込みが激しい夫は「俺は大丈夫!」と自信満々。
始まる前に一緒に受ける人から「答え」を教えてもらったそうです。みんなは真剣に聞いていたらしいのですが、夫ともう一人の男性は「同じ問題なんか出ない」と聞き入れなかったそうです。
が、偶然でしょうか?同じ問題が出たそうで「情報収集は必要だった。帰ってからネットで調べたら絵まで載ってる。覚えて行けば良かった。」と悔しがっていました。
思ったより点が悪く悔しがることしきり! 結果は「心配なし」だったので良かったのですが。(^^;
検査はこんな感じで進んだようです。
検査の前に、説明や準備。時計をはずす。携帯をマナーモードにする。
解答用紙に名前や生年月日や年齢を記入。
最初に、今年は何年ですか? 今月は何月ですか? 今日は何日ですか? 今日は何曜日ですか? 今は何時ですか? の質問に答えを記入。
ここからが認知症検査の中心です。(60%の配分だそうです)ある程度の点数を取らないと医師の証明が必要になります。
①、1枚のボードに4つのイラストがあり、4枚のボードを見せながら試験官?が説明(ヒント)をします。イラストは4×4で16。覚えるのは5分くらい。超短い!!
②、数字がたくさん書かれた表を見て、特定の数字を試験官の指示通りに斜線で消していきます。(30秒×2回) こちらは採点されません。
みんな真剣で斜線で消していたそうですよ。採点していないなんて・・びっくり!
ここで記憶したイラストを忘れてしまうんですね。
③、①で覚えた絵をヒント無しで思い出して解答用紙に記入。3分
④、①で覚えた絵をヒントをもとに思い出して解答用紙に記入。3分。
時間が短くて覚えるのも思い出すのも大変だったと言います。 つづきます。
うちのごはん
ナスのみそ炒め
この時期に長ナスが安かったです。
長ナス3本・豚肉・たまねぎ・ピーマンをごま油で炒めて砂糖と味噌で味付けしました。鷹の爪を入れてピリッと辛くしても美味しいですね。
きうい
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