仕事で出かけた時レンゲの花を見かけました。あまりに懐かしく、思わず車を止めて撮影しました。
私が子供の頃は、春になると田んぼ一面にレンゲが咲きました。
今はレンゲ畑どころか、花さえも見かけ無くなりました。何株かが咲いているだけでしたが本当に久しぶりに見ました。
小学生の頃はレンゲ畑がたくさんありました。
私が小学生の頃は、学校の帰りに友達とレンゲ畑に入り込み、ランドセルを放り投げて寝そべったりしました。田舎ですからそういう景色はよくありました。通りのすぐ裏がレンゲ畑だったりして。
たまに白いレンゲがあると「白レンゲ」と言って摘んだりしました。
レンゲで花束を作ったり、首飾りや指輪を作ったり、楽しかったですね。ミツバチを捕まえて刺されたこともありました。ピーピー草を鳴らしたり、ぺんぺん草を回転させたり。
ピーピー草ってこれです。レンゲのそばに生えていました。
花が混じらない単体のハチミツが出来る訳。
「サクラ印のはちみつ~♪」なんて、テレビコマーシャルが流れていましたよね。今でも歌えますが、当時はサクラ印?レンゲ印?どういう事?って意味不明でした。はちみつに種類がある事を知らなかったのです。
前に勤めていた会社の年配の女性ははちみつが大好きでした。「アカシアのはちみつが一番好き」と言っていました。
「アカシアは高いのよ」って言います。あの小さな瓶で3000円(*_*) 安い物は他の花が混じっていたり水あめが混じってるかも知れないそうです。
はちみつはみんな固まる物だけど、アカシアのはちみつは固まりにくいそうですよ。
ところで、なぜ他の花が混じらないのかが不思議ですよね?
たくさんの蜜を出す花は、同じ時期に咲かないように太古の昔から調整しているんだそうです。ミツバチが来てたくさん受粉してくれるようにですって。
ミツバチは同じ花の蜜を採りはじめると、その花の蜜が終わるまで通い続けるという性質を持っているんだそうです。(訪花の一定性と言うらしい)そして遠くまでは飛べない。
時期と場所を上手に組み合わせて、一つの花だけのハチミツが出来るんだそうです。
ある日レンゲ畑が無くなっていた。
思い出すのは、ある日レンゲ畑が無くなっていた事。あちこちのレンゲ畑のレンゲが無くなっていたのです。
びっくりして親に聞いたら、酪農農家が刈り取って行ったと言います。田んぼの持ち主が売ったらしいです。確か満開の少し後だったと思います。
子供なりに寂しくなったのを覚えています。
そのせいか分かりませんが、その時期からレンゲ畑が無くなった気がします。種がこぼれないからかなぁなんて思っていましたが、本当のところは分かりません。
綺麗ですね~ こんな綺麗な花が一面に咲いていたんですよ~
今もどこかにレンゲ畑ってあるんでしょうかねぇ?
レンゲの花で昔を思い出しました。
きうい
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