私には昔から「世間のみんなが言ってるから」とか「それが常識だから」などと「私の意見は正しい」と決めつけてしまうところがあります。
相手が他人ならまだしも、自分の子供達に対しては顕著で、それプラス自分の失敗経験が加わったりして、窮屈だったと思います。
今でも「決めつけないで!」と言われてしまいます。(>_<)
違う見方を指摘してくれる友達は貴重でありがたいです。
私が「息子が・・・。」「娘が・・・。」なんて話をすると、それを聞いてくれるだけじゃなく「それはちょっと違うんじゃない。」と言う風に注意してくれる友達がいます。
「そんな風に決めつけちゃうのは良くないよ。子供にしたら否定されたんだから当然反発するよね。子供がそれでいいならいいんじゃないの?」みたいな感じです。
今までそれで何度も救われています。「そうかぁ。冷静になって見方を変えてみればその通りだね。」と感情的になったことを反省します。
私の話に「そうなんだー」とか「そうだね。」と同調するのは簡単です。違うと指摘したら気まずくなるかも知れません。
それでも「違う!」と指摘してくれる友人にはいつも感謝しています。
私は父親に似ているんだと思います。
そもそも、私はそういう決めつける父親の元で育ちました。
いい加減だけど周りへの批判は凄い父でした。父親の言う事は絶対正しいと大人になるまで思ってましたよ。考えてみれば、自分も父親のそれに反発したんだっけ。
それでも知らず知らずのうちに父親の考えを引き継いでいたため、指摘されなければ、自分の悪い所に気付かなかったかも知れません。
「失敗しても、自分の考えで自分で選んだ道を進む。」転ばぬ先の杖が多すぎた。口を出さずに見守る方が良かったようです。子育てを反省してます。
「子育ては本当に難しい」と孫を見て再度思っている今日この頃です。
きうい
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