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病院で夫と診察を待っていたら、3人連れが通路を挟んだ横に座った。
70代前半と思われるご夫婦と娘さん。
お母さんが患者さんで見た目は何処も悪そうじゃない。近々手術を受けるらしい。
麻酔の説明と承諾書のサイン、入院の説明を聞くんだと思われる。
少し経つとお母さんが「やっぱやらなきゃダメなんかなぁ?」と言い出した。
お父さんは「やんなきゃならないよなぁ。」みたいに言った。
その後もお母さんは「やらなきゃダメかな?」と何度も何度もつぶやく。
娘さんが「今からやらないって出来るのかな?」って迷い始めた。
本人も家族も不安だよね。
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コロナさえ気にしない家族もいる。
目の前を4人が通り過ぎた。70代前半のご夫婦と息子夫婦と思われる。
お嫁さんは待合室に残ってご両親と息子さんが処置室へ。
が、数分後息子さんも待合室に戻って来た。コロナで付き添いは1人と決まっている。
待っている間、お嫁さんはずっと旅行のパンフレットに見入っている。そして印をつけ始めた。このコロナ禍で旅行の計画?
4人で病院に来るって何かあったんじゃないの?大丈夫?
そんな観察をしている場合じゃないぞ。
点滴室に夫を残し一度帰宅しようとして車に戻ったら鍵が開かない。
続きます。
きうい
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