お義姉さんに癌で余命が短いと伝え、面会してもらった。
あんなに知らせるなって言ってた夫もお義姉さんの顔を見たら嬉しそう。
電話はしてたけどお互い顔を見てなかったからね。
ふたりで1時間半おしゃべり。
その間、冷静になって考えた。
お義姉さんが言った「幸せそうで良かった」って。。。
確かにそうかも。
私は介護する側の辛さばかり強調してるけど、身内の立場になったらそういう見方も出来る。
寝たきりの病人が自分の娘や息子だったら。
例え介護する人が大変だとしても、幸せそうにしてたら嬉しいよね。
最期を迎えるときにお医者さんに看てもらえないとか、劣悪の環境で寝てたりしたら心が痛む。
帰りの車の中でに「ホント、幸せそうで良かった。」と繰り返す。
お義姉さん:やっぱり癌って顔だったね。
知らなかったからさ、歩かなくちゃダメだよなんて何回も言っちゃって可哀相だったよ。
○○ちゃんも大変だけど、もうちょっとだから面倒見てやって。
私:本人が黙っててくれって言ったんだから仕方ないですよ。
今は看護師さんやヘルパーさんが来てくれるからいいんですけど、私だったら家族に迷惑掛けたくないって思うんです。
周りが大変な思いしてるって自覚が無いんですよ。
お義姉さん:私も下の世話が自分で出来なくなったら施設に入ろうと思うけどね。
でも、今幸せだって言ってたよ。
あの子は女手がいっぱいある家で育ったんだよね。男だから大事にされて末っ子だから可愛がられて。
ちゃんと感謝はしてるんだけど言葉に出して言えないんだよ。
もう少しだからさ、よろしくお願いします。
感謝してるとは思えない夫の命令ぶり。あと少しだからやるしか無いな。
命令されても文句を言わないように穏やかに接する。
お義姉さんの「幸せそうで良かった」で別の見方が出来るようになった。
考え方を少し変えてみよう。
きうい
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