勤めている会社は60歳で定年です。私は今年の2月28日で定年を迎えました。と言っても、今の会社に転職して5年11か月で定年で短い勤務となった訳ですが今も引き続き勤めています。それは・・・
60歳になったら老齢厚生年金がもらえる。
今の会社に転職する時、60歳になったら特別支給の老齢厚生年金がもらえる事が分かっていました。少しでも年金を増やそうと保険加入してくれる会社をさがし、採用してくれる会社に巡り合った訳です。子育てがあったり健康保険だけで厚生年金に加入していなかった事業所(業種)に勤めていたこともあって金額的には少ないです。加入期間も短いのですが報酬比例なのでお給料の額が少ないのでもらえる金額も少ないのです。
60歳になったらフルタイムの仕事を辞めて週3日くらいのパートになって、そのお給料と旦那さんの年金と私の老齢厚生年金でそれなりに忙しく無い生活をする予定でした。その為に頑張って働いていました。
口座がある信用金庫が年金相談に来てくれました。
59歳になると地元の口座のある金融機関から(一部解約している機関からも)年金相談会のお知らせが届くようになりました。私は家から一番近い金融機関で年金の受け取りをしようと考えていました。歳を取ったら近い方が便利だろうと思って。去年の10月、信用金庫に用事があって行ったときに「年金相談会には仕事があって行けない」旨を伝えると、なんとその信金の年金アドバイザー(社会保険労務士)さんに電話を入れてくれて、後日自宅に来てくれる事になりました。ありがたい。
当日は私の年金手帳・年金定期便・独身の時に加入していた年金基金の証書、職歴。配偶者の年金決定書?等を用意して待ちました。信用金庫の社会保険労務士さんは40前後の女性でした。私からいろいろ相談して概要を説明していただきました。
- 私が60歳になると特別支給の老齢厚生年金の報酬比例部分がもらえる事。(これは知っていました。)
- 私に老齢厚生年金の受給資格が生じると夫に加算されていた加給年金(配偶者加算)が停止になってしまう事。(加給年金が無くなることは知っていたのですが・・・衝撃でした。)
誤算です。知らなかったんです。
私が60歳で老齢厚生年金がもらえると同時に旦那さんの年金が減る。「えぇ~!60歳でですか?65歳で基礎年金がもらえるようになってからじゃなくて?60歳からですか?」と労務士さんに何度も確認しました。「そうです。」と困ったように答えます。私は65歳になって基礎年金が受給できるようになると減額されると思っていたんです。妻への振替加算が無いだけと勘違いしてたんです。
って会話です。私の厚生年金加入期間が24年くらい。あとで調べたら加給年金をもらうために「20年未満で退職するかどうか?」迷ってる人もいるらしいです。(夫婦の生年月日でいろいろ変わってくるそうです) 知らなかった。結局、専業主婦ならもらえて、忙しく時間をやりくりして働いた妻(私)は所得税・住民税を納めて健康保険も年金も納めて、加給年金はもらえず・・・ってことです。
専業主婦なら65歳になっても夫の年金が減る分、自分の年金に加算される(振替加算)らしいです。なんて事。。でも、我が家では子供の教育費や老後の蓄え等、専業主婦でいられない現実もあって仕方ないです。専業主婦・・・羨ましい。
私が受け取れる老齢厚生年金と旦那さんの年金がカットされる金額とはぼ同じと労務士さん。厚生年金基金のわずかな金額が増える程度。。。がっかりです。労務士さんは「今までもらえてたんですから良かったですよ。これから加給年金そのものがなくなります。」って。「これから年金制度は変わって行きますから自分の年金が増える方がいいですよ。」との言葉でやっと気持ちが晴れました。
私の年金額はカットされる金額とほぼ同じらしい。
詳しくは社会保険事務所で正しい期間や調べてからとなりました。私から調べて欲しい内容は下記です。
- 定年を過ぎてもこのまま継続で仕事を続けた場合の年金。
- 65歳からの年金。
- 途中で未亡人になった場合の私の年金と遺族年金。
今、社会保険事務所は大変混雑していて予約を取らないと数時間待つそうです。代わりに調べていただけるので助かります。夫婦の年金手帳やその他書類を労務士さんに預け(預かり証の控えを交付)、社会保険事務所で調べる委任状にサインして、この日の年金相談は終了しました。 結果はまた書きたいと思います。
きうい
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