厚生労働省ではパートさんも厚生年金に加入させようといろいろ制度を変えていますが、厚生年金に加入したくないパートさんってたくさんいるんです。
厚生年金に加入すると健康保険とセットなので、お給料からは両方が引かれ、手取りがぐっと減ります。そのほかに雇用保険も引かれます。
使えるお金が欲しいから働きに出る主婦だってたくさんいるはず。
子供が大きくなってくると教育費もかかるし働こうと考えますよね。老後の用意より、まずは今、子供の為に使いたい人が多いと思うんです。
- 勤務先が従業員501人以上の企業
- 勤務時間が週20時間以上
- 1カ月の賃金が88,000円(通勤費込、見込年収106万円)以上
- 勤務期間が1年以上見込み
- 学生以外
上記条件を全部満たすとパートタイマー、アルバイトなどの名称を問わず、加入しなければなりません。
従業員500人以下の会社は年収130万を超えるか、正社員の6割の出勤日数及び1日の出勤時間が6割になると加入しなければなりません。
「老後の年金が増えるからお得」って言いますけど、厚生年金と健康保険はセットです。夫の扶養家族であれば1円も払わずに健康保険と国民年金(基礎年金)に加入していられるんです。加入したくないのも納得です。
会社側も半額負担しなくてはいけないので加入しない方法での募集が多いです。
会社側も半額負担が大変なので社会保険には加入して欲しく無いのが現実です。中小企業・零細企業では資金面で困るからです。
最近は、1日4時間で週5日、または1日5時間で週4日勤務の求人が目に留まります。
これですと、本人も社会保険に加入しなくて済みますし、夫の税金の扶養、社会保険の扶養にもなれます。(年間103万未満)
雇用する企業と雇用される人の両方に都合がいい訳です。
制度を考える人は現実を知らないと無いと思います。
私は将来の為に厚生年金に加入の企業で働くことを選びましたが、遺族年金等を考えると夫の扶養だった人の方が断然お得だと思っています。
子供が小さいうちに子育てしながら働くって大変な労力、そして忙しさです。私的には「だいたい、専業主婦だけ優遇される制度はどうなの?最初から全員払う事にすれば掛け金ももっと少なくて済むはず。」って気持ちです。
制度を考える上層部の人は高給で「奥さんは専業主婦なんだろうな」って思いますよ。
厚生年金加入を厳しくすれば働ける時間が減ります。仕方なく2つの会社を掛け持ちする人も結構たくさんいて、年収130万のギリギリまで働いています。厳しくすればするほど企業側も対策を考え、パートさんが1社で働ける時間が少なくなるのが現実なんですよね。
説明がヘタですみません。
きうい
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