遺言書の検認日、
裁判官を待ってる間に向こうのお子さんに経緯を説明し、後日お線香を上げてもらおうと私の電話番号をメモして着席した。
裁判官が「それでは遺言書の検認を始めます。」と宣言し始まった。
裁判官:申立人○○はどちらの方ですか?
きうい:私です。
私が持って来た本物の遺言書と申請したコピーが同じかどうか確認。
私が手に取り、家の金庫に保管してあったこと。本人の字に間違いが無いこと。本人の印鑑に間違いないと裁判官に聞かれながら確認。
次にお二人に文字の確認。「わかりません」って答えた。幼稚園の頃別れたから本人の字かどうかは確認できないよね。
たぶん裁判官が「これで○○の遺言書の検認が終わりました。」って言ったと思う。
裁判官が退出した後、お二人には「あとでお線香をあげに来てくださいね。今日はありがとうございました。」とお礼を言った。
手続きのために書記官がすぐ声を掛けてくれたので、お二人がどうやって退室したかは覚えていない。
検認証明書の申請用紙をもらいながら「ぎりぎりで申し訳無いんですけど原本還付をお願いしたいんですけど・・」って申請書と戸籍謄本等のコピー一式を渡した。
20分ほど掛かるそう。「申立書提出の時に知ったのですみません」ってお願いした。書記官の女性は笑顔で「わかりました」って言ってくれた。
しばらく待っていると遺言書と検認証明書、戸籍謄本等の原本を持って来てくれて全て完了。お礼を言って退室した。
次は法務局。その前にコンビニで登記申請書に必要な遺言書と検認証明書・戸籍謄本のコピーを取った。
丁度お昼。車の中でおにぎりを食べながら、向こうのお子さんの事を思った。
妻に全財産を・・でがっかりしてたかな?
でもそんな感じでは無かった。
ご仏前を持って来てくれたって事は、純粋に実父にお線香を上げたかっただけなのかもしれない。なのに遺産の話しちゃって、おまけにギャンブル好きなんて言っちゃったよ(-_-;)
お義姉さんが「遺言書があるなら貰えると思うよ」なんて言うからさぁ。
時間が無かったこともあって、私が一方的にしゃべっちゃった事も申し訳無かった。
登記の書類を整理して法務局に向かった。
きうい
ランキングに参加しています。ポチッと押して応援して頂けると嬉しいです。