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延命処置はしない。最期は緩和ケアで。

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夫の抗がん剤治療1クール2回目の点滴をした。治療方法が変わり1週間おきに抗がん剤を投与し翌日に好中球を増やす皮下注射をすることになった。

その日、先生が「体調はどうですか?」と聞いたので私が腹水の写真を見せた。
すると今後の方向についての話を始めた。

治療方法変更。膨らんだお腹の写真を見せたら・・。延期になってた1クール2回目の抗がん剤投与の日がやってきた。 朝8時に家を出るのに夫がなかなか起きてこない。私は着々と用意を済ませ...
今後急に具合が悪くなって運ばれることもあるわけです。
死んじゃうってこともあるわけで、そのいう状態になったら〇〇さんは延命処置をするのか?人工呼吸器とかの事ですね。
その後は自宅で最期を送りたいのか?緩和ケア病棟に入りたいのか?

私が答えようとしたら夫が自分で言った。

夫:延命処置はしません。病院でいいです。

先生:延命処置はしない、最後は緩和ケア病棟でってことでいいですね?

夫:はい。よろしくお願いします。

ステージⅣって段階。

私:今の状態で入院って出来るんですか?

先生:いいですよ。ただ入院したらもう家には帰れないと思ってください。

私:急激に具合が悪くなったり、腹水が増えて辛くてもうダメってなったり、痛みが出たりそういったときには入院できるんですね。

先生:そうですね。今ステージⅣって段階です。
腹水がかなり溜まっているので利尿剤を出しましょう。腎臓の数値はあまり良くないけど、飲んではいけないほどの数値でもありません。
よく腹水を抜いてくれって言う患者さんがいますが、抜いてもまたすぐ貯まるので・・・

先生が言葉を濁す。そうだよね腹水を抜くのは最後の方だよね。

このお腹じゃ先生もびっくりしちゃうよ。(診察前日お風呂に入るとき撮影)手足は骨と皮。黒く見えるのは腹腔鏡手術の後。

処方箋をもらって診察室を出ようとすると先生がドアを開けてくれた。「奥さんに感謝しなくちゃね」と言ってくれたけど夫は知らんぷり。
私が「そんなの全然思わないよねぇ。」と答えると先生は苦笑い。
お礼を言い点滴ルームへ行った。

車椅子を押しながらステージ4が浮かんだ。

続きます。

きうい

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