会社に来た人が父親が79歳で亡くなって保険金はお葬式代で終わったって。
実家がお金持ちの上司が「歳に関係なく死亡保険金は2,000万必要だよ。そのくらいは用意しておくのが親だよ。」って言う。
一般のお年寄りにそれは無理ですよ。うちも死亡保険金はお葬式に消えたし。
そりゃ~2,000万あったらいいよね。でも70~80歳過ぎてからの死亡保険2,000万は掛け金が高くて一般人には無理だよ。
昔は定年が60歳だったから終身保険は60歳で払込満了が多かった。60歳までは死亡で2,000万、その後は100万とか200万に下がる契約がほとんど。寿命も今より短かったから保険期間は80歳まで。
60歳から新しく契約したら掛け金は高額で、生活が大変で払っていけない。保険会社だって儲かるように設定してる訳だし。
気になって「ライフネット生命」で見積もりしてみた。
私、64歳、女、死亡保険金2,000万(入院等の保障いっさいなし)
10年契約(74歳まで)月々12,848円 年 154,176円 払い込み合計1,541,760円
20年契約(84歳まで)月々23,626円 年 283,512円 払い込み合計5,670,240円
26年契約(90歳契約上限)月々34,854円 年 418,248円 払い込み合計10,874,448円
必ず死ぬんだから2,000万もらえるなら得じゃない?って思いながら男性の見積もりもしてみた。
男性の場合
10年契約(74歳まで)月々27,326円 年327,912円 払い込み合計3,279,120円
20年契約(84歳まで)月々47,172円 年566,064円 払い込み合計11,321,280円
26年(90歳契約上限)月々61,506円 年738,072円 払い込み合計19,189,872円
男性でも損はしないよ。
でも気が付いた。契約満了まで生きてたら1円も貰えない。捨てる金額だよ。ひぇ~大きな賭けだ!
それに10年毎に自動更新で保険料の見直しが行われ高くなるそう。年金暮らしでそんな高額は払えない。若い時に入っても10年毎に保険料が変わるんじゃ無理。葬式代で充分ですよ。
きうい
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