夫は抗がん剤投与(点滴)後にCT撮影をした。
CTはコンピュータ断層撮影法の略でX線を使って身体の断面を撮影する検査。
前回、この検査で腹水があることが分かった凄い機械。

予約なしで受けるので待ち時間が長い。

爪がボロボロ。抗がん剤だから仕方ない。夫の診察日、朝起きたら膝も痛くないし熱もない。 起きてすぐだから痛み止めや解熱剤を飲むこともできないから大丈夫。ホッと胸を撫で下ろした...

結局、8時に家を出て、診察・点滴・CTが終わって家に着いたのが4時半。
仕事をしている私としては別の日の検査じゃなくて助かった。

翌日の午後に先生からの説明があると言う。

夫は「ひとりで大丈夫」って言ったけれど、フラつく歩き方を見ると運転は無理。
それに理解力も記憶力も落ちていて、とんちんかんな記憶で混乱させられるのも怖い。

胸水も貯まってる。

仕事を早退して夫と一緒に向かった。

先生がCT画像を見ながら説明してくれた。

お二人が言うように腹水が溜まっています。胸水も貯まってますね。

8月のCT画像と今回の画像を比べて見せてくれた。やっぱり腹水が増えている。
おまけに胸水も溜まっている。

事前に腹水について調べてあったので、先生がタンパク質不足の腹水では無いとの説明も理解できた。

これはハシュですね。

ハシュ? 言葉を知らない私はハシュ=破腫だと思った。
腫瘍(がん)が破れて、そこから水が出ているんだと勝手に思った。

夫が「腹水は注射で抜くんですか?」
先生:抜く時もありますし、一度抜いて元に戻す方法もあります。○○さんの場合は今より強い抗がん剤を試しましょう。

あまり良くない状態なんだ。
でも想像した通りだったので落ち着いて説明が聞けた。

その後に本当のハシュを知ることになる。

続きます。

きうい

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