主治医から緩和ケア外来を受診しておくことを勧められた夫。
先生から「これからどうしたいのか?」を聞かれた。
寝たきりになっても抗がん剤治療をするのか?いつまで続けるのか?という私の不安。
夫は主治医の先生が「もう治療できない」って言うまで続けると言う。
えぇー!!(>_<) 嘘でしょ!!

先生:最期まで自宅でが希望ですか?
夫:いえ、○○先生(主治医)が「もう治療できない」って言ったら緩和ケアに入ります。そうじゃないとこれ(私)が可哀想だから。
嘘です。
私が可哀想なんじゃなく自分が諦めるって事です。可哀想って思うならまずは今感謝するでしょ!?
治療が出来ないほど体力が落ちて緩和ケアに入院しても、そうそうは生きられない訳で。
早めに入院して最後は眠るように逝った方が幸せじゃないだろうか。
何のためにがんの保険に入っていたのかとも思ってしまう。
自分で加入したのにさ!
介護保険が使えたって負担はあるし、長くなれば私の体力だって持たない。
私だったら余命3か月になったら緩和ケアに入院したい。治らないのにギリギリまで在宅で治療するんじゃ自分も家族も辛いよ。
これからは介護保険を使って行こう。
私:ある程度で抗がん剤は終わりにして緩和ケアに入院して欲しいんです。
夫:○○先生が3クールやれば効果が分ってくるって言ってたから頑張ります。
夫は希望を捨てない。
緩和ケアに入院するには会議があるそうで、まずは本人が病状を認識して緩和を希望することが必要。ダメだな(>_<)
次の診察は2か月後。夫婦各自の希望を書く用紙をもらい病室を後にした。
緩和ケアの先生は「不安や心配を話してもらって帰りはすっきり帰れるように・・」って言ってたけど、帰りの車の中で私のがっかり感は頂点に。
せっかくがん保険の入院給付金が出るのに在宅じゃ役に立たない(-_-;)
介護は始まったばかり。
午後、ケアマネさんから電話があったので「共倒れにならないようにいろいろ使っていきたい」と伝えた。
介護を覚悟した私だけど、夫は自分のことしか考えていない。
つづきます。
きうい
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