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今の家に越してから33年間ずっと読売新聞だった。
いや、結婚する前からずっと。夫がジャイアンツファンだったから。
定年後は新聞だけで無く、折り込み広告を見るのも楽しみにしていた。
寝たきりになって、朝はお茶と一緒にベッドに届けた。
横になったまま少し冷ましたお茶をストローで飲んで、新聞を広げる。
それも亡くなる一週間前には出来なくなった。
新聞は胸の上に置いたまま。持ち上げる力が無いんだよね。目を開けている時間も少ない。
だいぶ弱ってしまったって感じてたよ。でも、余命数日とまでは思わなかった。
読む人も居なくなったからもう解約しようと思ってた。
私も読む時間が無いし、折込広告見ても買いには行けなし。
支払いは預金振替にしてあったから連絡が来たらでいいかな?とか、
新聞受けにメモを貼ろうかな。なんて考えながらそのままになっていた。
(数年前に販売店が変更になったので連絡先が分からない)
夜「引き落としができない。」って電話がかかって来た。
契約者が亡くなったので、今月いっぱいで解約したい旨を伝えたら、気持ちよく了承してくれた。
引き落とされなかった先月分を今から集金に来てくれると言う。今月分も一緒にお支払いして新聞関係は終わった。
「また読みたくなったら是非お願いします。」って。
今、新聞を取る人が減ってるから大変だね。
でも・・・これが不思議と、解約となると寂しくてね・・(-_-;)
次は携帯の解約かな。データはそのまま残るからいいよね。
結局、警察からの間違い電話しか無かったし。
夫の好きだったものがだんだん無くなっていく。
きうい
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