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看護師さんに医療麻薬をすすめられた夫。
痛みは無いからと断ったらしい。
「モルヒネだろ?」って聞かれ、夫が寝たあとネットで調べた。
前に看護師さんが言ってたオピオイドって医療用麻薬の総称らしい。その中にモルヒネも入っていた。
症状に応じて医師が薬の種類・量・注射か経口か貼るかを判断するそう。
がん終末期では呼吸困難になる人が多いらしい。
呼吸困難っていうと「息が全く吸えない」ってイメージがあるけど、末期がんの場合は感覚として息が苦しいので実際に酸素が足りない事は少ないみたい。(酸素不足で苦しいのは呼吸不全って言うらしい。)
夫も話す時にちょっと苦しそう。もうすでに呼吸困難が始っているのかもしれない。
翌朝、夫に伝えた。
私:がんの末期は呼吸困難になる人が多いんだって。だから看護師さんが医療用麻薬の話をしたんじゃない。
夫:どこが末期だか分からない。
私:今ががんの末期だよ。もう呼吸が苦しそうに見えるよ。
夫:まだ苦しくない。どこが末期なんだ?
夫の言う末期は死の直前のことだと思う。
とりあえず、呼吸が苦しくなったら私じゃなく看護師さんに電話するように言った。仕事中は電話に出られない事もあるし。
本人は「わかった」って言うけど、苦しくなったら電話も出来ないんじゃないかな。
待てよ、もしかしたら自分はまだ末期じゃないと思ってるのかも。
「どこが末期なんだ!俺はまだ末期じゃ無い。苦しくない。」そう言って受け入れられないまま終わるのかも。
今日は声がなかなか出なかったよ(-_-;)
きうい
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きういさん こんにちは。毎日ブログを拝見しています。
実は、昨年12月に夫を癌で亡くしました。50代でした。夫は腹水の他に胸水も溜まっていたので、経口のモルヒネを早くから処方されていましたが、一番弱いタイプのものだったので30分くらいしか効かないと言っていました。酷い言い方になってしまうかもしれませんが、末期なのか終末期なのかは終わってみないと誰にもわかりません。でも、終わりはびっくりするくらいガタガタッと訪れました。夫は、胸水を抜いた翌日に、血圧が下がり始めましたと言われ、その数日後に亡くなりました。前日まで飲み物を指名され買いに行ったくらい、突然でした。
きういさんが気力を保ちながら日々を過ごしておられることは充分に伝わってきます。どうかどうか、ご自分を責められませんように。私たちは、できることはすべてしていますから。
こんにちは。
あおさんのご主人は50代だったんですね。お若くて・・辛かったでしょうね。
弱いタイプのモルヒネは30分しか効かない事もあるんですね。
夫は痛みが無いのでモルヒネはまだ断っているようです。
仕事をしているので、
在宅看護では薬をもらいに医院と薬局に行かなくてはならない点も不安なんです。
急変もありますよね。不安がいっぱいです。
コメントありがとうございました。
毎日読んでいただけて嬉しいです。