往診をお願いしている先生から突然の余命宣告を受けた。
「あと1週間か2週間です。」
まさか週単位とは思わなかった。
往診の先生は最初から衰弱してたから1か月様子を見ていたんだと思う。
夫に報告した。
私:もう弱ってるのはわかってるよね。本人が承諾すれば緩和ケア、家族が面倒を見られなければ救急車で一般病棟に入院だって。
ただ、一般病棟に入院すると点滴したりで苦しむんだって!
お父さんはここに居たいんでしょ?
うなずく夫。
私:お父さんが苦しむのも可哀相だからこのまま家で看るって言ったよ。仕方ない。
私が承諾したから。
ただ、誰も居ない時に苦しむこともあるよ?苦しんだまま終わることもあるし。いいの?夫:いい。
余命については何も言わなかった。本人がまだ生きられると思ってるのに言わなくてもいいかと”(-“”-)”
夕方、ケアマネさんから電話。
ヘルパーさんではもしもの時に動けない。午前も午後も訪看さんにした方がいいと言うのでお願いした。
夫に明日から毎日2回看護師さんが来てくれることを伝えた。
明るく言ったけど、気持ちは暗かった。これからどうなるんだろう。
ネットで葬儀会社を調べてみた。考えていた近くの葬儀社は遺体安置設備が無い。
一応電話で問い合わせたら「ご遺体は預かっていない」との事。
遺体安置設備があって、家族葬・1日葬・無宗派葬が出来る葬儀社。
出来るのかどうかもわからないし、コロナ下での対応はどうするんだろう?
希望を満たせそうな葬儀社が会社の近くにもあるのを発見。お昼休み相談に行けるように予約を入れた。
翌日、仕事から帰ると夫は「まだ生きてるんだよ。」って言う。
んんっ?
葬儀屋さんに行ったことは知らないはず?
続きます
きうい
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