夫の葬儀。家族葬、無宗派葬(通夜無し)のおわかれ会。
親族と夫の友達と・・全部で30人ちょっと。
お花でお別れしてもらった。
ホントにこじんまり。
家族が手紙を読んで。私が挨拶して。葬儀屋さんのサプライズがあって無事終了。
地域では「普通の葬儀」じゃ無かったけど、私たち家族はいいお葬儀ができたと思っている。
「このくらいの葬儀がいいよね。」とか「良かったよ。うちも小さくやりたい。」なんて言ってもらえた。
すでに菩提寺があったり、お寺にお墓があるとなかなか出来ないらしいけどね。
お坊さんがいないから葬儀の日程も時間も調整が無かったし。
斎場では喪主が棺を火葬炉に入れる役があった。ちょっと押すだけ。最後の別れ。
言われるままに手を添えた。
その役目を知らなかった事もあって感情は沸いてこなかった。
母やお義兄さんの時は涙がポロポロこぼれたのに不思議。
扉が閉まってから「これで終わりなんだ。」と思った。
夫の遺骨を見て「鎖骨が立派」なんて客観的。そう言えばエンゼルケアの看護師さんも言ってたな。
骨壷に入り切るか心配したけど、そこはプロ。きっちり入った。
もしかすると私が火葬炉から収骨室に行く前に折ったのかもしれない。
痩せても骨は立派だもん重かったよぉ。
斎場の駐車場でお弁当を配り解散。
夫の友達6人が斎場へも行きたいって申し出てくれたんだけど、お弁当が家族分を回しても1個不足。割り切って「家族葬なので斎場には親族だけで行きたい」と遠慮していただいた。申し訳無かった。
家に戻って少しすると葬儀屋さんが自宅に祭壇を作りに来てくれた。ホールに飾った花の一部を自宅持ってきてもらった。位牌が無いだけで普通と同じ。
果物やビールをお供えした。
仏教じゃ無いけど、家族みんなでお線香を上げた。
「自分の思い通りに生きて幸せだったよね」って子供たちも同感。
お弁当を食べながら思い出話をした。
きうい
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