休みの日、家の周りを片付けていたら兄が来た。
「あそこの土地に小さ目の倉庫を作ろうかと思うんだけど、どう思う?
店を作るなら許可が下りるって聞くけど、倉庫でもいいんじゃないか?」
知り合いが小さな倉庫を探しているそう。
小さい倉庫を探してる人は結構いて需要はあるらしい。今後の収入の為に作っておきたいって話。
市街化調整区域(農業地帯を守る為に開発を規制された地域)の農地は例外を除いて建物を建てる事が出来ない。
農業地帯に指定されてるけど、高齢化が進んでみなさん自宅で食べる程度しか作っていない。コメに関しては買った方がいいって感じ。
ずっと田舎のままでお店も次々閉店して過疎化がどんどん進む。
そういう土地を相続した兄は今後どうやって維持するか、それを相続する子供たちの事も心配している。固定資産税と除草作業。
宅建を持ってる私はダメだと思ったけど、気の毒で即答は出来なかった。
法律が変わっているかもしれないし。
もしかしたら倉庫業で申請すれば許可が下りるかも。
調べたら、やっぱり開発許可(地目変更)は下りないらしい。
倉庫業も4m道路ではダメだし。
太陽光発電も視野に入れたけれど、山が近い事とお隣の空き地に大きなイチョウや常緑の木があって日照時間が短い。投資に見合う発電量は見込めず諦めた。
(伐採は高額でお隣も手に負えない状況)
相続放棄は資産全部になって住む家も無くなる。その上、次の持ち主が見つかるまでは管理義務があるから相続するしか無い。
今後、要らない土地は国に返還出来るって変わるけど条件が厳しくて無理。
市街化調整区域、今後のためにどうにかして欲しい。
きうい
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